母なるものに近づけ

他人と出会う。

そしてお互い自己紹介でもする。

次にお互いそれぞれのことを聞いたり言ったりする。

ここで、分かる。

弱さをさらけ出せる相手なのか、或いはそうでないのか、それとも俺すごい合戦になるのかが。

ここは、弱さをさらけ出せる相手でなければ、その人物の顔色なんて伺わず、むしろ嫌ってみろと、嫌われてやろうと考え、媚びずに、接して欲しい。

引きこもりであった場合は媚びるか凄く恐るかが多い、気がする。勝手なイメージだが。

相手にどう思われるのか怖い場合は怖いままで堂々と怖がればいい。そしたら、意外となんとかなる。

ちなみに、媚びてる人間は、くねくねしている。

漫画やアニメのいかにも媚びてますってやつのように、本当にくねくねしている。

お辞儀はもれなくくねくねしている。

権力者に対してくねくねしている奴を見たときは衝撃的だった。カッコつけた格好をしていようが、まるでダサい。顔まで卑しかった気がするが、本当のところは分からない。

ともかく一度、くねくねを見てほしい。

あまりにダサいので、俺はやらないでおこうと、決めた。

それまではやっていた。

高校の怖い人にニヤニヤしながら首でお辞儀連続発動したのを覚えている。そして、それをされたこともある。

まあ、気持ちは分かるのでお辞儀連続返しをしたが。

くねくねしたくなければ、

好かれてたまるかと、唱えておけば、何とかなる。

唱えるというより、頭の中で叫ぶ感じか。

まー別にしてもいいっちゃいいんだが、スゲーダサいし外から丸わかりだし、やらない方がいいだろう。

ちなみに声でも媚びてるか分かる。多分。

でもあれって媚びられてる側は気付きにくいのかね。外からは分かりに分かるが。

媚びられることがないので、謎だ。

意外と皆んな、気に入られようとしている気はするが。

なんで俺に好かれようとしてるんだろう、この人は。と思ってしまう。もちろん、合う人は別だ。

うん。媚び売りをやめて思うのはそこだ。